2012年07月20日
四つ目のハプニング
第二関門を出発してすぐ、滝のような土砂降りに遭う。
そんな中幸いにも寒さは無いので、レインウェアを着込むまでもなく、走ったり歩いたりを淡々と続ける。(つか、今更レインウェアなんぞ着ても、なんの意味もナシ)
当然、頭から足のつま先までびしょ濡れ状態で、このしつこいまでの雨に、もう笑うしかなかった
そうして40分ほどして70km地点の看板が見えてきた時、突然最悪なアクシデントに見舞われることになる。
これで、もう四つ目のハプニング。。。
それまで騙し騙し動かしてきた左足首が、とうとう悲鳴をあげ完全に壊れてしまったのだ。走ることはおろか、歩くだけでも激痛がはしり、しかも立っているのもやっとの状態だ。
残り30km…この永遠と続く厳しいガレ場を、歩き通せるのか?目標タイムのことや、応援してくれている仲間のこと、そして「リタイヤ」と言う言葉…色々なことが頭の中をよぎる。
でも、ここで立ち止まっていちゃあゴールもリタイヤもくそもない
とにかく自分の足で一歩一歩確実に前進するしかない
トレラン仲間のタケちゃんに習って、コース脇の雑木林から天然トレランポール(倒木とも言う。笑)を手に取り、ゆっくりと左脚を引きずりながら歩き出す。
根性みせなきゃな
・・・がしかしそれもつかの間、100mも進むとしかめっ面になるくらいの激痛に我慢できず立ち止まってしまう。
そして一度深呼吸してまた歩き出す…
この繰り返し。。。
その間、数え切れないたくさんの選手に抜かれて行く。。。
初めのうちは「気にしない、気にしない」と自分に言い聞かせていたけど、やっぱり悔しいものは悔しいのである。
抜かれる悔しさ、目標タイムをあきらめなくてはならない悔しさ、自分の不甲斐なさに対する悔しさ...
そんな悔しい想いで全身がいっぱいになってた時、ほんの少しでもいいから誰かに弱音を吐きたかったでしょうね…無意識に携帯電話を片手にして涙が溢れてきていた。
(ちなみに、レース中に泣くのは初めてでして、全くお恥ずかしい限りですが…)
まっ、それだけ辛かったんだと思う。
ふと気づけばすぐそこに75km地点の看板が見えていて、と同時にあんなに強く降り続けていた雨がようやく止んだ頃の出来事でした...
あと25km...次回へとまだまだ続く。
そんな中幸いにも寒さは無いので、レインウェアを着込むまでもなく、走ったり歩いたりを淡々と続ける。(つか、今更レインウェアなんぞ着ても、なんの意味もナシ)
当然、頭から足のつま先までびしょ濡れ状態で、このしつこいまでの雨に、もう笑うしかなかった
そうして40分ほどして70km地点の看板が見えてきた時、突然最悪なアクシデントに見舞われることになる。
これで、もう四つ目のハプニング。。。
それまで騙し騙し動かしてきた左足首が、とうとう悲鳴をあげ完全に壊れてしまったのだ。走ることはおろか、歩くだけでも激痛がはしり、しかも立っているのもやっとの状態だ。
残り30km…この永遠と続く厳しいガレ場を、歩き通せるのか?目標タイムのことや、応援してくれている仲間のこと、そして「リタイヤ」と言う言葉…色々なことが頭の中をよぎる。
でも、ここで立ち止まっていちゃあゴールもリタイヤもくそもない
とにかく自分の足で一歩一歩確実に前進するしかない
トレラン仲間のタケちゃんに習って、コース脇の雑木林から天然トレランポール(倒木とも言う。笑)を手に取り、ゆっくりと左脚を引きずりながら歩き出す。
根性みせなきゃな
・・・がしかしそれもつかの間、100mも進むとしかめっ面になるくらいの激痛に我慢できず立ち止まってしまう。
そして一度深呼吸してまた歩き出す…
この繰り返し。。。
その間、数え切れないたくさんの選手に抜かれて行く。。。
初めのうちは「気にしない、気にしない」と自分に言い聞かせていたけど、やっぱり悔しいものは悔しいのである。
抜かれる悔しさ、目標タイムをあきらめなくてはならない悔しさ、自分の不甲斐なさに対する悔しさ...
そんな悔しい想いで全身がいっぱいになってた時、ほんの少しでもいいから誰かに弱音を吐きたかったでしょうね…無意識に携帯電話を片手にして涙が溢れてきていた。
(ちなみに、レース中に泣くのは初めてでして、全くお恥ずかしい限りですが…)
まっ、それだけ辛かったんだと思う。
ふと気づけばすぐそこに75km地点の看板が見えていて、と同時にあんなに強く降り続けていた雨がようやく止んだ頃の出来事でした...
あと25km...次回へとまだまだ続く。
Posted by モモンガ at 19:00│Comments(0)
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